PROFILE

池本喜巳 | Yoshimi Ikemoto

《略歴》

1944年鳥取市生まれ。1967年日本写真専門学校卒業(現日本写真映像専門学校、大阪)卒業。1970年鳥取市池本喜巳写真事務所設立。77年より写真家 故 植田正治の助手を務めながら(〜96年)、ライフワークとして鳥取市を中心に、山陰の風景や個人商店、人物などを記録している。また、従来の写真の概念にとらわれず、写真のもつ可能性を追究した現代アート的な作品づくりも行い、国内外で発表している。

《CV》

昭和19年 鳥取市生まれ。
昭和42年 日本写真専門学校卒業。萩原建スタジオに入社。
昭和45年 鳥取市にて池本喜巳写真事務所設立。
昭和53年 フランスで開かれた「第9回アルル国際写真フェスティバル」に奈良原一高・寺山修司らと共に、植田正治の助手として同行。
昭和57年 日本写真家協会会員となる。
昭和59年 銀座ニコンサロン(東京)にて写真展『そでふれあうも』開催。
昭和61年 虎ノ門ポラロイドギャラリー(東京)にて、写真展「近世店屋考1985~1986」開催。
昭和62年 アムステルダム キャノンフォトギャラリーにて写真展「近世店屋考1985~1986」開催。
平成11年 鳥取市文化賞受賞。
平成12年 東京JCIIフォトサロン(日本カメラ財団)にて写真展「近世店屋考」開催。また、同作品を同財団が収蔵。
平成13年 東京JCIIフォトサロン(日本カメラ財団)にて写真展「写された植田正治」〈天にある窓〉開催。また、同作品を同財団が収蔵。
平成13年 植田正治写真美術館にて、写真展「写された植田正治」〈天にある窓〉開催。
平成15年 「池本喜巳写真集 三徳山三佛寺」鳥取県出版文化賞を受賞。また、同作品は、第22回「土門拳賞」と第34回「講談社出版文化賞」の写真賞に最終ノミネート。
平成16年 鳥取県立博物館にて企画展「現代の表現 鳥取VOL.2 平久弥・池本喜巳Painting&Photo-graphy -Presence-」開催。
平成17年 愛知万博のプロデューサー山根一眞氏から依頼を受け、「海上の森」を撮影した作品を瀬戸愛知県館にて上映。
平成18年 写真集「近世店屋考」出版により、経済産業大臣感謝状を受ける。
平成20年 HANAE MORI FOUNDATION Open Gallery(東京表参道)にて箱の中に写真を構成した前衛的な作品「山陰の記憶 遠い日」展示。
平成25年 NHK日曜美術館「写真する幸せ植田正治」のメインゲストとして出演。
平成25年 東京 新山ギャラリーにて写真展「そでふれあうも」開催。
平成25年 東京新宿伊勢丹1階にて、鳥取県のバックメーカーBARCOSとのコラボレーションで、山陰の風景・そでふれあうもを作品展示。
平成26年 鞆の浦 de ART 2014に立体写真作品「幻影澤村船具店」出展。
平成27年 銀座ニコンサロンにて写真展「近世店屋考」開催。
平成28年 東川町国際写真フェスティバルにおいて、飛彈野数右衛門賞受賞。
平成28年  「池本喜巳小さな写真美術館」開館。
平成28年 鳥取県文化功労賞受賞。(授賞祈念巡回展を鳥取県立博物館・倉吉博物館・米子市美術館にて開催)

写真集

『鳥取県の道』 イナバ自動車学校、1990年。
『そでふれあうも』 GIP Tokyo、1993年。
『鳥取東照宮別当寺 大雲院 祈りの造形』 大雲院、1996年。
『池本喜巳作品集 鳥取百景』 鳥取銀行、1999年。
『せせらぎの詩 四季のうつろい』建設省殿ダム工事事務所・鳥取県国府町、2000年。
『池本喜巳写真集 三徳山三佛寺』 新日本海新聞社、2002年。ISBN4-9901342-0-6
『万葉のふるさと 国府町の民具』 国土交通省中国地方整備局殿ダム工事事務所・鳥取県国府町、2003年。
『近世店屋考』 合同印刷株式会社、2006年。
『因伯の肖像 未来への記憶』 今井印刷株式会社、2014年。ISBN978-4-906794-46-1
『そでふれあうも2』 合同印刷株式会社、2014年。ISBN978-4-907622-00-8

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